コーキのこだわりと強みSTRENGTH

「封筒にできること」をもっと

コーキ封筒株式会社は、社名が示すとおり封筒の専門メーカーです。中に手紙や書類を入れるというきわめてシンプルな役割を持つ封筒ですが、そこにさまざまな機能や性能を加えることで、封筒はとても付加価値の高い製品になります。コーキ封筒はこのきわめてシンプルな製品である封筒を進化させ、同じ価格でありながら付加価値の高い製品づくりによって強みを発揮し、100年近い歴史を刻みつづけてきました。
普段私たちが何気なく手に取っている封筒ですが、コーキ封筒の封筒にはさまざまな工夫や技術が詰まっています。同じ封筒であっても「開けやすいこと」「閉じやすいこと」という機能が高められていたら、使いやすいことは想像できると思います。しかし、こうした高機能封筒が持つメリットはそれだけではありません。
たとえば、1日に10万枚の封書を発送する業務の現場で、封筒の性能を高めることによって1日に15万枚の封書を発送できるようになったら、人件費や時間といったコストの大幅な削減が可能になります。
これはほんの一例ですが、コーキ封筒は「封筒にできること」を常に研究し、それを形にすることでお客さまの課題解決のお手伝いをいたします。

IP封筒で時代のニーズにこたえる

コーキ封筒の製品に、IP封筒があります。IP=インフォメーション・プロテクト(情報保護)という名を持つIP封筒には、封入される個人情報やクレジットカードなどを守るための機能が詰まっています。
封筒には側面を開けることで、開封したことを知られることなく中身を抜き取ったり盗み見をされたりしてしまうというリスクがあります。コーキ封筒のIP封筒はこのリスクへの対策として一度開封をすると繊維が破壊される構造を採用しました。これにより開封履歴を残すことができます。この開封履歴部分には刻印が入りますが、それを御社の社名にすることも可能です。
さらに、開封しやすい技術を用いることにより、DMの開封率を向上する仕掛けや工夫を盛り込むことも可能です。DMの開封率はそのまま広告の効果に直結するため、コーキ封筒は「封筒にできること」という視点からお客さまのビジネス拡大のお手伝いをいたします。

100%自社工場製造による信頼と対応力

コーキ封筒の製品は、100%が自社工場にて製造されています。100%の内製化を実現することにより高い品質と付加価値を実現し、さらに納期やコスト面での柔軟な対応も可能になります。
また、機能性の高い封筒を独自製品として製造するには、自社専用の設備が必要です。コーキ封筒ではこうした自社製造の環境をフル活用して、これからも信頼におこたえをして付加価値の高い封筒づくりをすすめていきます。

封筒の歴史とともに歩み、100年企業へ

コーキ封筒の創業は、大正13年です。事業としての創業は大正時代ですが、それよりも前の明治の時代から封筒づくりをしていたため、実際の「創業」はさらに前までさかのぼります。おかげさまで、まもなく100年企業となる老舗企業となりました。
これもひとえに、長年にわたってお客さまからお引き立てをいただいた賜物であると深く感謝するとともに、長年にわたってお客さまの信頼におこたえをしてきた結果でもあると自負しております。
日本で郵便制度がはじまったのは、明治8年のことです。そのころから封筒の形は大きく変わることもなく、使われつづけてきました。こうした封筒の歴史とともに歩んできたコーキ封筒は、ほとんど形が変わることがなかった封筒に新しい機能や役割を加えることで強みを発揮してきました。
コーキ封筒が100年企業という節目の時期を迎えても、封筒の形や役割は変わらないでしょう。コーキ封筒はこれからの時代にふさわしい封筒のあり方を追求し、100年企業としての役割を果たしていきたいと考えております。

紙のよさ、ものづくりの素晴らしさを伝える使命

ネットの発達によってメールなどの連絡手段が主流になり、手紙を書くことは少なくなりました。特に今の子どもたちは手紙の存在自体を知らないということもあるかもしれません。
そんな時代だからこそ、紙と向き合い、封筒をつくりつづけてきたコーキ封筒には紙のよさや大切さを後世に伝えていく使命があると考えています。
その活動の一環として大阪府富田林市内の小学校から社会見学を受け入れ、工場の見学や封筒を持ち帰って手紙を書いてもらう活動を20年以上つづけています。コーキ封筒は大阪府富田林市の小学校で使用する副読本にも紹介されており、地元のものづくり企業が持つ役割を発信する活動にも参画しています。
これからもコーキ封筒は、私たちにできること、私たちだからできることで社会貢献をつづけてまいります。